六花の勇者 2/山形石雄,宮城

清濁グチャグチャな人間ドラマと二転三転する展開、ゴリゴリにファンタジーながらもミステリ要素を取り入れた、ファンタジー×ミステリな『六花の勇者』2巻。
ただ読むにはもったいなくて、一度1巻をザックリとでも読み直してから腰据えてしっかり読みたいと思ったら、いつの間にやら上半期を過ぎてしまうという失態。や、ホントに積み本というのは罪なんですな……。
前回、紆余曲折過ぎる結果やっとのことで7人目を特定して六花の勇者として一段落ついたと思ったら……再度7人目が増えるという超展開で終わり、2巻はどなるのだろうと思ってたら、のっけからまさかのハンスの死スタート。ホント、いい意味で簡単に読ませてくれません。
今回は表紙にもなってるようにモーラにスポットがあたり、それと共に六花の勇者の本来の目的である、打倒する敵である魔神(側)のことも、勇者側の因縁以外のことが少しずつ明らかになっていく。口絵で姿も明らかにされているテグネウに、カーグイックとドズー。拳と魔法におけるファンタジーにおいて魔物が軍団なのは寧ろ普通だけど、そこは山形さんというか。その関係性は見ていて心躍るようなモノになっていてたまらん。
前述したようにハンスの死からスタートし、どうなるのどうなるのと思いながら読むわけだけど、まぁ、やはり結局、どうなるのどうなるのと思いながらクライマックスを迎えることになりますw 今回はお話の進め方もあって、前回ほどには衝撃の答えという感じではないけど、紆余曲折の末に迎えたそのクライマックスの一級のサスペンス映画を見ているかのようなドキドキワクテカ感は前回以上で、ヤマを乗り越えた時には一息ついてしまったw
そんな作品を彩る宮城さんの絵もイイなぁ。表紙・口絵のアナログなカラーの美麗さには溜め息をついてしまうが、個人的にはクリーチャーがすげーイイ。テグネウいいなあテグネウいいなあ。口絵に加えて、最後にチラッと姿を見せる線画のテグネウ。拡大コピーしたり取り込んだりして塗り絵したくなるほどに魅力的。口絵で横にチラッと描かれてるカーグイックにドズーも早くがっつり見たいわー。
そして、最後にまたブチこんでくる引き。おいいいいいいいここであの子が出てくるのかよーていうかなにこれなにこれどうなるのどうなるの気になり過ぎる。1巻が昨年8月の新刊。延期した上だったけど、この2巻が4月の新刊だったわけだから、まぁ次は秋から冬ぐらいといったところかなぁ……。うう、早く続き読みたいよう。
コミカライズしてるみたいだし、それ読んで補給するというのも手か……。

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